手作り指輪の素材を選ぶなら真鍮は控えたほうがいい!? | 手作り指輪につかう金属って?

手作り指輪の素材を選ぶなら真鍮は控えたほうがいい!?

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真鍮は上手く手入れをすれば、長持ちするのですが錆びやすいことで工房では取り扱いをしていないことが多いです。
重曹やお酢などで錆び落としもできるのですが、変色しやすいため結婚指輪や婚約指輪などには不向きの素材と言われています。
手作り指輪の素材となる真鍮はどういった物なのでしょうか。

・真鍮は錆びやすいことで主に手作り指輪では使用されない
手作り指輪が作れる工房では、主にプラチナやゴールドなどの一般的な素材が用意されています。
一方、真鍮が用意されているところはほんのわずかで、全国の工房から探してもなかなか取り扱いを行っている工房を見つけるのは難しいです。
真鍮は黄銅とも呼ばれていて5円玉に使われている素材で、長期間錆びにくいという特徴はあるものの、真鍮は銅と亜鉛の合成のため水に弱いのが欠点だと言われています。

・真鍮は水や汗で変色する素材
真鍮はアンティーク調で使い込めば哀愁のある色身になっていくのが特徴です。
しかし、指輪は普段手を洗ったり、洗いものをするときに指輪を付けたままで行うことも多いので、真鍮の手作り指輪をしているとすぐに錆びてしまう可能性があります。
また、湿気や汗、手の水分などで変色したり、錆びてしまうため手作り指輪の工房では素材を取り扱っていないことがほとんどです。
ペアリングとして手作り指輪を作る場合は真鍮の素材でもあまり問題はないと思いますが、一生身に着ける結婚指輪や婚約指輪として手作り指輪を作る場合は他の素材を使用したほうがいいと思います。

錆びや変色することを考える場合は手作り指輪の素材を決めるときに、真鍮を選ばないほうがいいと思います。
体験でペアリングの手作り指輪を作るにしても、真鍮よりはシルバーの方が錆びにくいのでおすすめですよ。
また、結婚指輪や婚約指輪を作る場合は、プラチナやゴールドなどの素材を選んで長期間にわたって使い続けられるものを選ぶのがおすすめとなっています。